請求

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離婚時の財産分与では生命保険はどうなる


最近は妻の浮気などが発覚し離婚となるケースが多いということを聞きます。
また、熟年離婚などという言葉も生まれ、年齢を重ね夫が会社を勤め上げた翌日などに離婚届を突き付ける妻など、年齢を重ねてからの離婚も多くなっています。
少し前までは、それほど高くなかった離婚率もかなり高くなり、夫婦3組に対して1組は離婚するという驚きの結果となっています。

離婚の時に大きなもめ事になる事柄はいくつかあるのですが、1番はお子さんのことでしょう。
親権争いは時に法廷にまで持ち込まれることもあり、離婚の際の大きな問題です。
お子さんがいない夫婦、お子さんが既に社会人となられて独り立ちしている夫婦となると、離婚時の大きな問題は財産分与です。

財産分与に関する問題もここ数年大きなものとなっていて、特に熟年離婚が多くなったことで、財産についてもかなり複雑なものが多くなっています。
その中であげられるのが、生命保険です。
ほとんどの場合、夫の生命保険の受取は妻になっていますし、妻の生命保険は夫になっているといいます。

生命保険は満期になるとかなり高額な金額となることが多く、しばしば離婚の財産分与問題に顔を出す案件です。
生命保険ももちろん財産的価値のあるものですが、通常、満期が来ている生命保険については、「受取人がどちらであっても」夫婦共有の財産とみなされます。
つまり、夫婦が共同で築き上げてきた財産ということです。

では、満期が来ていない生命保険の場合はどうなのか?というと、保険料支払い中でその後どうなるのかということが不確定要素となるため、
通常、満期のきていない生命保険については「夫婦共同の財産」とは言えないという判例が出ています。

夫婦が共に助け合って行う経済生活の中で支払いを続けてきた生命保険に関しても、生命保険が満期という場合を除くと、これからどうなっていくかが分からない
将来についての判断はもちろんできません。
生命保険は離婚前に満期となるか、離婚後に満期となるかによって判断が違うということを覚えておきましょう。